生活保護だけで生活できるの?知ってるようで知らない受給者の暮らし

生活保護って言葉は誰でも知っているけど、その内容やどんな人が利用できるのかなど、詳しいことは知らない人が多いと思います。利用する予定はなくても勉強しておくと安心ですよ。
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生活保護のメリット・デメリット

マスクと体温

高齢者や病気で働けない方々の為に生活保護の制度が用意されています。 ですが生活保護費は住んでる地域によって支給額がバラバラです。家賃控除も地域によってバラバラなのが現状です。

 

メリットは働かなくても最低限の生活費を貰えることでしょうか。あとは家賃の控除や病院代がかからない事です。他には地域によりますが、水道料金の免除、NHK受信料の免除など。節約すれば残ったお金を貯金に回すこともできます。役所は生活保護費をどう使ってるのかということまで調べません。

 

デメリットなのですが生活保護はあくまで最低限の生活費の支払いをするものなので、当然働くよりもクオリティ オブ ライフが下がってしまいます。小さな田舎の村では民生委員の口が軽ければ瞬く間に生活保護を受けてる事が近所にバレます。

 

当然ですがパチンコで勝っても、収入とされ、生活保護費が減額されます。一部を除いて自動車やバイクの保有も禁止。家電製品が故障した場合も、節約してお金が貯まるまで買い換えることができません。そして当然ですがクレジットやローンなども組めません。

 

生活保護の審査には2週間、遅くても1ヶ月かかるので、それまでの生活に難儀します。どうしても生活が出来ない場合は役所からいくらか貸して貰えますが。メリットよりデメリットの方が多い気もします。ですが、病気などで生活に困ってる人には、頼みの綱の制度ですね。

申請してももらえないこともあるの?

保険

生活保護を希望すると、まず就職出来ない理由や保護を希望する理由を説明し、貯金や生命保険をかけているかを確認されます。貯金に残高があると残金で出来る限り生活するようにも言われます。通帳は提出を求められ、紛失していても口座の確認をされるので、残高はすべて把握、確認されます。生命保険もかけ金が高い、貯蓄型は解約するように言われます。

 

次に親族に金銭援助が可能かを確認する為に、住所や氏名を確認され、後日役所から親族に援助が可能かを確認する書類が届きます。また家賃にも制限があり、家の間取り等も確認する為に訪問調査もあります。細かな確認のやりとりの後、受給可能かを判断されます。

 

申請後の医療費は無料になりますが、事前に通院する病院や薬局を申し出ておく必要があります。定期通院は1度申請していれば良いですが、新しい病院への通院時は申請が新たに必要なので、病気や怪我で大変ですが忘れないように気をつけないといけません。

 

困っているから窓口への相談に行って受給希望をするのですが、優しい対応ではなくたくさん質問され記入事項や調査も多いので、辛い思いを大きくしてしまうこともあります。でもそこで面倒だから辛いからと諦めずにしっかりと困っている現状を伝えないと、受給を認めてもらえないので、そこは踏ん張りどころです。

受給者の生活実態

以下は、ある介護業界(主に高齢者対象)で働いていた方の話です。

 

「仕事柄、生活保護受給者を見守る立場にありましたが、高齢者の場合は、年金が少なく生活ができない方や、病気により就労できなくなり、受給に至った方などが多かったです。病気によって障害認定されている方は、加算も付き、受給額がアップします。

 

年金や他の所得を合わせても、生活ができず、なおかつ資産がなく、親戚からも協力を得られない方が最後の砦として利用する社会制度が生活保護なのですが、その生活ぶりは様々です。

 

まず、医療扶助を受けている場合は、医療費も保護からまかなわれます。そのためなのか、少しでも具合が悪いと診察時にDrに訴えて、薬を数多くもらって飲んでいる方をよく見かけます。介護扶助を受けている方は、介護保険でまかなわれる部分は保護費からでますが、一部実費のものもあります。

 

例えばデイサービスなどの保険部分は無料で、昼食代は実費、などです。その昼食代が払えないとか高いとサービス利用に至らない方もいます。どちらも、まずは生活保護のケースワーカーへ現状の報告と利用したい旨の相談が必要です。

 

在宅生活が難しくなり、施設への入所を検討し始めると、生活保護のケースワーカーとも話合いを行っていきます。勝手に選ぶことはできません。また施設を選ぶ際には、保護費でまかなわれる施設でなければ、入所できません。また、老人保健施設などへの入所であれば、原則個室利用はできません。

 

また、お亡くなりになった場合は、葬祭扶助が出る方とそうでない方もいます。保護費を少しでも貯金できていれば、葬祭費にあてたり、住居の後片づけに充てたりします。葬祭扶助以外(住居の後片づけ等)では、亡くなった後に計上できないのが通例です。生活保護は、あくまでも生きている方のための社会保障制度なのです。」

生活保護を受けている人の心情

悪そうな人

生活保護は生活が困難な人たちに対して、最低限の生活を保障するためにその援助をする制度ですから、受給者はギリギリの生活していることが予想できます。

 

あるニュースで生活保護を貰っている人が、犯罪を犯したという悲惨な出来事を見たことがあります。それは、生活保護受給中の40代男性が小学1年生の女の子を殺害したという話です。その男性は生活保護も受けているにも関わらず、毎朝のようにお酒を買っていたそうです。そしてある朝、通りかかった女の子を捕まえて殺害…。

 

その男性の行為は決して許されるものではありません。最低です。が、もう少し話を聞くと親類が亡くなったり、付き合っていた女性とも別れたりが続いたらしく、社会に取り残されたような、やり切れない感情もあったのではないかと感じる部分もありました。生活保護受給者という部分で、揺らいでいるプライドもあったことでしょう。

 

人は寂しさの限界に達したり、自分の存在価値を見いだせなったりすると、何をしでかすかわからないものです。

 

また近い関係では、私の親戚で当時子供もいて働いていない母親と父親が離婚することになり、何回も裁判を起こすということもありました。その時その母親は妊娠中で、慰謝料を請求したけれど取れずじまいで、仕方なく子供3人抱えて生きていくことになりました。けれども働いておらず生活保護を受けることになったという話もあります。その後の生活は、かなり厳しいものだったようです。

 

人生何があるかわからないので、しっかり働いてお金はあまり使わないという考えを持つのは大切なことです。将来生活保護のギリギリ生活にならないような努力もしないといけないですが、生活保護を受給していると、実際にどんな生活になるのか、誰でももらえるのか、などよくわからない点が多いのも事実です。

 

当サイトでは、生活保護についての知識や、実際に生活保護を受けている人の様々な生活の様子などをご紹介したいと思います。

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